バナナは腹もちがいいっていわれますよね。スポーツ選手が、練習の合間にお腹に入れるのにちょうどいい、なんていいます。あれ、本当なんでしょうか。バナナは普通、1本で160g程度といわれています。それでそんなに腹もちがいいのでしょうか。
バナナ1本のカロリーは70~90kcalといいます。ご飯1膳にあたるカロリーになるには3本近く食べなければならない計算になります。
バナナ1本のカロリーは70~90kcalといいます。ご飯1膳にあたるカロリーになるには3本近く食べなければならない計算になります。
しかも、毎回書いているように、バナナは水分が大部分です。それでも腹もちがいいのでしょうか。
数字を見た場合、同一重量あたりでは、バナナは野菜や果物よりも高カロリーとはいえるものの、いわゆる主菜にあたる肉や魚などに比べたらもう桁違いに少なくなっています。
バナナのほんのりあまい味は糖類によるものですが、バナナには糖類が入っており、糖はエネルギーのもとであるため、カロリーが持続できるといわれます。
消化されるまで2時間
通常、1本のバナナが消化されるまで2時間ぐらいといわれますが、そのへんが「腹もちがいい」という根拠なのでしょう。それでいて、脂質が含まれていないので、太る心配がないのですね。だから安心して食べられるわけです。
よく、スポーツ選手で、消化吸収がプレーの負担にならないものを、ということで、バナナを利用する人が少なくありません。
まあ、あまりききませんが、生バナナでは食べにくいから、別のメニューに使えないかという方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、昨日の記事のようにバナナケーキを作ったり、バナナジュースにしたりという方法もあるのではないでしょうか。
いずれにしても、バナナ、興味はますます尽きませんね。