バナナは栄養豊富な食べ物と言われていますが、同時にカリウムの含有量が多いことでも知られています。バナナ、キウイ、メロン、アボカドなどは、可食部100g中200mg以上のカリウムが含有していると言われています。カリウムが多くても大丈夫なのでしょうか。
最近もいろいろバナナのことについて調べているのですが、バナナの食べすぎはいけないのかという質問があるサイトに出ていました。
興味深い質問ですよね。
えー、そんな発想ってあるんだ。
私は何も気にせずバナナを食べていたのに、と思いながら拝見しました。
でもそういうことが気になる方もいるからネットに出ているわけです。
ということで、その質問について用紙を抜粋します。
要は、バナナに含まれるカリウムについて心配されているんですね。カリウムも摂り過ぎはよくないということで、もしバナナを食べ過ぎることで、カリウム過多になった場合、不整脈とか重篤な事態に陥ったらどうしようかということです。
質問者によると、ジャンクフードをやめてバナナにしたものの、そういうリスクがあるのはちょっと心配だという趣旨です。
特別腎臓とかが悪いわけでもない人が、果物でカリウム過多を心配するほどではないと思うのですけど。
カリウムというのは、水溶性なんですね。
ビタミンCと同じです。
つまり、尿として排出されやすいのです。
だからこそ、塩分(ナトリウム)対策にいいのです。
食べ過ぎはいけませんが……
もちろん、過ぎたるは及ばざるが如しで、食べ過ぎ自体がいいわけではありません。
ただそれは、すでに書いたように、事実上、バナナダイエットと同じになってしまう、という意味での「いいわけではない」という話なのです。
バナナは大部分が水分です。100gあたり90kcal程度ですからね。それを4本食べても、フライドポテト1袋以下なんです。
そういう意味で、食べ過ぎることで、特定の栄養成分が過多になるという心配は事実上ないと思います。