バナナの原産地一覧

バナナにはどのようなメーカーからどんな商品が(輸入)販売されているのか改めて整理することでバナナの認識が高まる

バナナについていろいろ語ってきましたが、その基本的なことについて改めて述べたいと思います。つまり、そもそもバナナはどのようなメーカーからどんな商品が(輸入)販売されているのか、ということです。

モンキーバナナは小さく果肉はやわらかくて皮は薄く濃厚な甘みがあり魅惑的な香りと酸味のバランスもとれたおやつ向き

モンキーバナナっていうのがあるんですね。英語でmonkeybananaといいます。どんなブランドだと思いますか。そのまま訳せば、サルが食べるバナナということですよね。もちろん、人間が食べるバナナですよ。もちろんサルが食べてもかまわないのですが。

島バナナは沖縄や奄美諸島などで栽培されている国産バナナのことで甘味と酸味がかなり濃厚につまった不思議なバナナ

島バナナっていうのがあるんですが、意外なおいしさに注目です。いや、「意外な」なんていったら失礼ですね。とにかくおいしいことは間違いないですね。島バナナ。どうですか、初めて聞いた名前でしょうか。不思議なバナナですよね。

レッドバナナはフィリピンやエクアドル原産の果皮が暗赤色や紫色をしたモラードという品種であっさり甘みと仄かな酸味

レッドバナナという種類があります。店頭に並ぶバナナ群にはめったにないので、聞きなれないものだと思うかもしれません。ネットでは、ゲームポータルサイトのレッドバナナ(RED BANANA)というのがあるそうですが、もちろんそのことではありません。

エクアドルバナナはフィリピンに続く輸入量で高い糖度を持ち赤道直下で寒暖差もあるため独自の甘味と酸味をもっている

エクアドルバナナが最近注目されています。ところで、どこだかご存知ですか、エクアドルって。南米ですよ。そうです。最近の輸入状況を見ると、かつては台湾バナナだったのが、今はフィリピンバナナがダントツで1位。約90%といわれています。

台湾バナナ、伝統の高級品

台湾バナナといえば、もともとわが国に輸入されていたバナナの代名詞のようなものでした。それとともに昭和40年代ぐらいまでバナナは高級品でした。明治36年に、都島金次郎という人が日本に初めて台湾バナナを持ち込んだといいます。

フィリピンバナナは日本人向けに品種改良された高原バナナでスウィーティオ、甘熟王、プレシャス、もっちりっちなど…

フィリピンバナナについて今回は書きます。よろしいでしょうか。バナナは、沖縄などで例外的に収穫はあるものの、基本的には輸入するものです。では、朝食代わりにもなる栄養価抜群のくだものであるバナナはどこから輸入されてくるのか。