モンキーバナナっていうのがあるんですね。英語でmonkeybananaといいます。どんなブランドだと思いますか。そのまま訳せば、サルが食べるバナナということですよね。もちろん、人間が食べるバナナですよ。もちろんサルが食べてもかまわないのですが。
それはともかくとして、考えてみてください、モンキーバナナはどんなブランドだと思いますか。
ふふふ。考えましたか。
セニョリータという品種を聞いたことありますか。
主にフィリピンから輸入している、長さが7~9cmほどのバナナです。
そう、小さいんですね。
果肉はやわらかくて皮は薄いのが特徴です。
そして、濃厚な甘みがあり、魅惑的な香りと酸味のバランスもとれており、子どものおやつムキですね。
原産地はインドやマレー半島です。
学名ではMusaacuminata(ムサ・アクミナータ)といいます。
別名はミバショウ(実芭蕉)ですね。
実が小さいということは、木も小さいのかと思いきや、人間の背の高さぐらいに実が成るんです。
モンキーバナナは木ではない
ただし、げんみつにいうと木ではないんですね。やはり甘みは多くもちろん生食用です。
やはり青いうちに実を取り、追熱して黄色にします。
果実の大きさは10cm未満前後と小さく、果皮が薄いのが特徴です。
沖縄在来の島バナナと同系統の品種と見られ、魅惑的な香りとともに甘味と酸味のバランスが絶妙なハーモニーとなって口中に広がります。
バナナといえば外国のものという相場が決まっていますが、モンキーバナナについては、国内でも苗が手に入ります。
それはやはり、木ではないからではないでしょうか。低木のゴムの木のように、鉢にうえられた物がおいてあるのをしばしば見かけます。
いかがですか、モンキーバナナ。