バナナクーヘン(シェリエ)は、いわゆるバナナ味のバームクーヘンです。バナナ香料ではなくバナナの果肉をケーキ部分に使い一袋を食べきりになっています。そして、袋をあけると黄色いケーキの部分からバナナの香りが芳しい。お勧めできるバナナ菓子です。
いわゆるバナナ味のバームクーヘンというのは、厳密に調べたわけではありませんがここだけではないと思います。
この商品の独自性は、食べきりということです。
すなわち、お子さんのおやつに一切れだけ、というときに、通常のバームクーヘンだとその後の保存問題がありますが、これならその心配はありません。
本来、バウムクーヘンというのはドイツ語の「Baumkuchen」。
つまり「木」という単語と「ケーキ」という単語をあわせた造語ですね。
形は中心が開 いているドーナツ状ですが、丸くはなくて、まるで気を切った断面のような形をしていますね。
樹木の年輪のような同心円状の模などもまさに「木」を意識して いるわけです。
そこにバナナの実や香料を使って作るのが「バナナ味のバームクーヘン」。
すなわちバナナクーヘンということですね。
こういうお菓子は、香料でその味をつけているだけのことが多いのですが、原材料で確認したところ、バナナの果肉をケーキ部分に使っているみたいですね。
その一方で、バナナ香料、とは書いてありません。
もちろん、バナナだけでは作れませんから、通常のバームクーヘンとしての作り方にバナナの果肉も加えた、といったところだと思います。
見かけはバナナらしくやや黄色が強調されていますが、切り口などを見ても普通のバームクーヘンと同じですね。
香りもバナナのよう
袋を開けると香りもバナナのようです。
ただ、小麦粉と卵と牛乳で作っているであろう普通のバームクーヘンに比べると、こちらのバナナクーヘンの方がすこしパサパサ感があるかもしれません。
でもそれこそが、バナナ果肉を原材料としている証左なのかもしれませんね。
いずれにしても、バナナクーヘン。興味は尽きません。