いままでいろいろバナナについて書いてきましたが、まだ書いていないことが一つありました。それはバナナの皮についてです。バナナは中の実を食べるので、 可食部とされていない皮については最初から論じることを考えていませんでした。
が、皮についても意外に疑問点があるように思います。
今日はそのことについ て徹底的にやってみようかと思っています。
バナナの皮は食べられるんですか。
そういう疑問て、ネットを見ると意外にありますね。
スイカの皮を漬け物にするという話は昔ありましたが、そのような利用法はないのでしょうか。
食べられるか食べられないか、ということでいうなら、毒が入っていなければ食べられます。
しかし、食べるための積極的な利用があるかというと疑問です。
とくに、バナナの場合そのほとんどが輸入品ですから、ポスト・ハーベスト問題が避けて通ることができません。
よく無農薬バナナなど売っていますが、あれは 無農薬で作ったというだけで、その後の薬剤散布はまた別の話なのです。
出荷までの間に、農薬や殺虫剤の中につけるわけで、つまり皮については無農薬ではな い、ということなのです。
それは、バナナの皮を可食部としていない前提だからこそなのです。
つまり、不可能ではないがデメリットもある。
無理して食べることは必要なのか、ということですね。
バナナの皮で人は滑るか。
次に、コントによくでてくる、バナナの皮を踏んづけて滑るというシーン。
角度が斜めからなら……
あれって本当にあるのかという話です。
これも、滑るか滑らないかといえば、滑る踏み方はあります。
バナナの皮の内側同士がくっついている場合、お互いのぬるぬるによって滑ることはあります。
ただ、現実に人間の体重がほぼ上から垂直に降りてきて、そのぬるぬるがはたして滑る力を発揮するのか。
よほど角度が斜めから出ないと難しいでしょう。
まあ、それに、現代社会では、そうそう道ばたにバナナの皮が寝そべっているということは考えにくいと思いますし。
まあ、そんなところで、ほかにもバナナの皮について、いろいろな疑問はあると思います。
みなさんの疑問などございましたらお教えくださいね。